裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

①先住民の住む地域

その昔、都市開発が進む前の某国の某地域ー

そこは先住民が住む地域。赤基調のカラフルな中華系の服装で、男性は黒い革靴を履き、女性は何も履かない裸足の格好というのが先祖代々の服装。先住民は自給自足で農業や牧畜をして生活をしていた。

年月は流れ、その地域は国の新興地域として都市開発が進められる事になった。観光開発の一環で経済を活性化させるためだ。

高い建物が立ち並び、道路も砂道からアスファルトへと工事が進められ、都会の様相へ変貌を遂げていった。今まで食料としていた動物は住む場所を失い、自給自足の生活が難しくなっていった。外部からの移住者も増え、先住民は肩身の狭い思いをすることになった。

そこで政府は、先住民文化を保護する目的で経済的な援助をすることとなった。これにより、自給自足の生活は最小限にすみ、また街中のスーパーを利用して買い物などが出来るようになった。

従来の生活様式とは変わっていったが、服装は従来通りだ。街中には現代の洋服を着た移住者で溢れ、先住民の格好はいささか目立つ。しかし、移住者も元々その地域は先住民の地域だという事を理解しており、特別気にかけることも無い。

男性は従来の自給自足生活から、都市部への会社勤めへと生活様式が変化していった。一方、女性も従来は家で家事をしていたが、街中へ買い物に出掛ける必要が出てきた。移動手段は無い為、片道1kmの距離を歩いて買い物へ出掛ける。しかし、とても大きな問題があった。この地域は熱帯地域であり、日中の気温が30℃を超える大変暑い地域なのだ。そのため、アスファルトで舗装された道路は地表温度が60℃を超える。

先住民のマリは、今まで裸足で過ごしてきて、熱いと感じるときはあったが、我慢出来ない事はなかった。しかし、砂利道とアスファルトでは地表温度がまるで違う。道が舗装されてからは、男性が履く靴が羨ましくてしょうがなかった。しかし、女性が靴を履く事は文化や伝統を捨てる事を意味する。

マリ「今日も暑いわね。。さて、と。今日も買い物に出掛けようかしら。。」

意を決し、目玉焼きが焼けそうなアスファルトの上を裸足のまま踏み出していく。

マリ「・・・!!」

マリは小走りで出掛けていく。

3分も歩くと足がヒリヒリしてくる。持ってきた冷やしたタオルを地面に敷き、その上に立ち熱さをしのぐ。少しするとタオルも冷たくなくなって、再び走りだす。

マリ「あと少しで信号ね・・・」

買い物への道中に信号が二箇所ある。どちらも大通りに面しており、平均で2分以上待つ事になる。マリは再びタオルを足元に敷き、信号待ちの間熱さをしのぐ。

マリ「ふぅ…。今日も暑いわね。。」

信号が青になり、再び鉄板のような熱さの地面を歩きだす。

マリ「熱い…!!あと少し…!」

家を出て20分、ようやくスーパーに辿り着いた。スーパーの中はクーラーが効いており、ヒリヒリする足の裏を冷やしてくれる。

マリ「はぁ…気持ちいい。さてと、いつも買いすぎて持って帰るのが大変になっちゃうから、ほどほどにしないとね。」

と思っていたのに、マリは今日も買いすぎてしまった。出来るだけ買い物に行く回数を減らすためだ。しかし、買いすぎると持って帰るのが大変になる。

マリ「結局、買いすぎちゃった。。さて…。帰ろうか。。」

店を出ると、相変わらず容赦無く日差しが照りつけている。

マリ「さてと、タオルタオルっと…。あれ?タオルどこやったっけ?」

タオルは一時避難の必需品。出歩く際には必ず持っている。しかし、そのタオルが見当たらない。

マリ「あれ?どこやったっけ?…あ!そうか、信号待ちの時、そのまま忘れてきちゃったんだわ。。どうしよう。。」

両手いっぱいに荷物を持っているため、今更タオル一つを買いに戻るのも気がひける。かと言って、信号待ちの時熱さを凌げないのも辛い。

考えた挙句、出した結論は、

マリ「今更買いに戻るのも面倒くさいし、帰ろう。。」

マリは意を決し、一歩を踏み出した。荷物が多く、行きの様に小走りする事も出来ないため、ひたすらに焼けるような熱さに耐えながら裸足で歩く。

マリ「アツい、アツい…!!」

足の裏にはすでに水ぶくれが出来、それが破れ、火傷しているようだ。

マリ「アツい、アツい…!!」

耐え難き熱さだったが、マリは必死に歩を進めた。やがて1つ目の信号に差し掛かった。信号は青だ。

マリ「今なら渡れる!!」

1秒でも早く帰りたいマリは、両手に荷物を抱えて小走りで急ぐ。

しかし、マリの走りも虚しく、直前で赤になってしまった。

マリ「うそっ…。」

ここから約2分間、鉄板のように熱されたアスファルトの上を裸足で待つ地獄の時間が訪れる。マリは小刻みに足踏みをし、つま先かかとの2点で接地面積を極力少なくして熱さに耐える。それでも熱さは容赦無くマリの足裏を痛めつける。

マリ「アツい、アツい、アツい…!!」

信号待ちでただ1人裸足のマリは、足踏みしている姿がとても目立った。しかし、誰も見て見ぬ振りをしているようだ。こういう時、集団心理が働いて誰1人として助けようとはしないようだ。残酷である。

やがて、地獄の2分間が終わり、信号が青に変わった。マリは再び歩き出す。今マリが歩いている場所は周囲に日陰がなく、逃げ場がない。さらに重い荷物を持っているため走ることも困難だ。ひたすら熱さに耐えながら歩を進める。

5分ほど歩いた所で2箇所目の信号に差し掛かる。信号は赤だ。

マリ「また赤だ・・・早く青になって・・!」

マリの願いが通ったのか、今回はそこまで待つことなく青になった。

スーパーを出て20数分後、ようやく自宅に着いた。マリは真っ先にバケツに水と氷を入れて足を冷やした。

マリ「伝統とは言え、環境が変わってるからこのまま裸足でいるのは厳しいわ。。」

マリを含め、この地域に住む女性は裸足でいることに苦労を覚えている。一歩外に出ると舗装された道路。昼間は容赦ない太陽の光で鉄板焼きのごとく熱される。

10分ほど冷やし、足裏を見ると真っ赤になっていた。ただ、ヒリヒリ感はだいぶ和らいだので、マリは買ってきたものを冷蔵庫につめ、いつも通り家事を始めたのだった。